会長挨拶
第5回
日本小児リハビリテーション医学会学術集会
会長 土岐 めぐみ
札幌医科大学医学部リハビリテーション医学講座
第5回日本小児リリハビリテーション医学会学術集会を、2025年9月26日(金曜日)に北海道旭川市の旭川大雪クリスタルホールで開催させて頂くことになりました。 9月25-26日に第70回全国肢体不自由児療育研究大会、9月27日に第42回日本脳性麻痺の外科研究会が、同会場で開催されます。歴史ある二つの会との同時期開催につき、許諾頂きましたことを、心より感謝申し上げます。
本学会は、小児と小児期に端を発する障害を持った成人に対するリハビリテーション医学・医療全般を対象とし、医療以外の保健、福祉、教育および工学等の関係者が広く集える機会となることを目指しております。
学会のテーマは、「自由に生きる力を育む」です。どんな子どもも一生涯幸せに生きて行くために、我々が手伝えることは何だろう?と考えて決めました。 自由という言葉は、「自らに由る」という仏教由来の言葉であり、LibertyやFreedomという英語を福沢諭吉先生が「自由」とし、人権的な背景をもった言葉として広めたといわれています。障がいのある子ども達やその子ども達が大人になっても、自由にはばたく翼を傷つけないよう、我々ができることを探求したいです。
旭川は、北海道第二の都市で、北海道のほぼ中央に位置しています。北海道のおいしいものが集まってくる場所でもあり、会場隣の博物館ではアイヌ文化の紹介もされています。動物園が有名ですが、金塊を探すマンガの聖地巡礼や、旭川ゆかりの小説家の記念文学館もおすすめです。周辺には大雪国立公園や美瑛・富良野などのすばらしいみどころが沢山あります。是非、皆様のご参加をお待ちしております。